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グラフトレス

 インプラント治療において、顎の骨がやせて埋入できない場合は骨移植や骨造成がおこなわれています。しかし、昨今ではインプラント製品や材料などの品質が向上したことや、CTやコンピュータ・シミュレーションによる精密な診断・手術が可能になったことから、骨移植・骨造成を行うことなくインプラント治療を行うことができる症例が増えてきました。これをグラフトレス手術といいます。

症例によっては、どうしても骨移植や骨造成が必要となる場合もありますが、骨移植・骨造成の場合は、口腔内外から骨を採取することや移植手術による身体的負担や経済的負担が伴います。また、移植後、約6ヶ月の治癒期間を待ってからインプラント手術が可能になるため、治療期間も長期となってしまいます。これらを回避できる方法としてグラフトレスは注目されています。
当院では、最新のCTスキャンやコンピュータ・シミュレーションを活用し、患者様の口腔内状態によって最適な治療法を判断しています。グラフトレス術は下記のようなインプラント治療に活用されています。

ショートインプラント

骨内埋入8mm以下のインプラントのことをショートインプラントと呼びます。従来では長いインプラントを埋入することがインプラントの安定にとって非常に重要だと言われていました。しかし最近では、素材や歯科技術の進歩に伴い、骨内埋入5~7mm程度の骨の高さがあれば手術可能なケースも少なくありません。もちろん、患者様の口腔状態や骨の硬さ、噛み合わせ等一定の条件がクリアされる必要があります。

いずれにせよ骨の移植や骨造成を回避できるため、身体的負担だけでなく経済的負担にも軽減できます。当院では術前にCT撮影を行い、画像診断ソフト・ノーベルガイドで3次元的にシミュレーションすることにより、存在している骨を最大限に活用してショートインプラントによるインプラント治療が可能であるか判断しています。

インプラントの傾斜埋入

傾斜埋入とは、インプラントを真っ直ぐ埋入できる骨の量が不足している時に、歯科用マイクロCTにより骨がある部分を正確に把握し、斜めにインプラントを埋入する手術方法です。もともとあった骨に埋入するので、初期の安定性も良く、治療のストレスや待ち時間の短くて済みます。条件によってはインプラントを入れると同時に人工の歯を装着すること(即時インプラント)も可能です。

傾斜埋入インプラントの条件として、傾斜インプラントは片足立ちできないため、複数本埋入が必要条件です。また、傾斜埋入インプラントの手術は難易度が高いため、適切な位置に傾斜させて埋入するためには、しっかりとした術前の診査と歯科医師の技術力が必要です。

オールオンフォー

  これは歯をすべて失った患者様にインプラントの埋入手術を行い、その日のうちに仮義歯にしっかり固定することで、手術当日から食事も可能になるという画期的なインプラント治療法です。

オール・オン4は、臼歯部に傾斜角をつけてインプラントを埋入し、固定式補綴物を装着する治療法です。これによって、ブリッジに対する補綴支持を容易に得ることができ、個別に作製されたブリッジは、術後数時間以内には機能するようになります。
取り外し式の「総入れ歯」に対して固定式の「インプラント治療」は総入れ歯のような違和感やズレなどもなく、骨吸収の抑制もできるため、天然歯のような快適な食生活や審美性の維持が可能になります。

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